ネットワークが正常に動作していいるかの確認と、異常が発生した時のトラブルシューティング を可能にするのがICMP

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ICMP Type3 到達不能メッセージ

IPルータがIPデータグラムを宛先に配信できない場合、送信ホストに対して送られる。

このメッセージでは、配送できなかった理由を示すようになっている。

ICMP Type5 リダイレクトメッセージ

送信元ホストが最適ではない経路を使用していることをルータが検知したときに送られる。

ICMP Type11 時間超過メッセージ

IPパケットにはTTLという生存時間のフィールドがあり、パケットがルータを1つ通過するたびに1つずつ減らされ、0になるとIPデータグラムが破棄される。

これは経路制御トラブルなどで、パケットがネットワーク内を永遠に回り続けるのを防ぐため

ICMPはこのTTLが0になったときに時間超過メッセージを送信元に送り返す。

ICMP Type 0, 8 エコーメッセージ

通信したいホストやルータなどにIPパケットが到達するかどうかを確認したいときに使用

相手先ホストに対してICMPエコー要求メッセージ(Type 8)を送信して、相手先ホストからICMPエコー応答メッセージ(Type 0)が返ってきたら到達可能

pingコマンドはこれを使用している

ICMPv6

IPV4の時にはICMPはIPv4の補助的な役割だった。

しかし、IPv6になるとICMPの役割が非常に大きくなる。

IPv6では、ICMPを大きく2つに分類している。