ARPはアドレス解決のためのプロトコル

宛先IPアドレスを手がかりにして、次にパケットを受け取るべきMACアドレスを知りたいときに利用する

*IPv6ではARPはなく、代わりにICMPv6の近隣探索メッセージが利用される

ARPの仕組み

ARPはARP要求パケットARP応答パケットを使用してMACアドレスを知る

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ARPは同一リンクのホストに対してブロードキャストをし、受け取ったホストが送信されたIPアドレスに該当する場合には、MACアドレスを埋めたARP応答パケットを返す仕組み

RARP

RARPはARPの逆で、MACアドレスからIPアドレスを知りたいときに使う

これはDHCPで動的なIPアドレスが設定されては困る場合に使用する

GARP

**「自分のIPアドレスに対するMACアドレスをしりたい」**というARPパケットのこと

これは、IPアドレスの重複を確認するために使用される。

GARPを使用して、検知があれば、そのIPアドレスは現在使用されていることになる

代理ARP

ルーティングテーブルを使わずにIPパケットを別のセグメント(サブネット)に送りたいときに使用

ルーティングテーブルを定義できない機器がある場合や、VPN環境などで利用される