コンピュータは現実世界の仕事の一部を肩代わりするだけである。 したがって、コンピュータを司るソフトウェアも現実世界をそのまま表現するわけではなく、一部の仕事を表現するだけである。

OOPと上流工程

OOPの仕組みを上流工程に適用する際には、「そのまま」ではなく「応用」する必要がある

その結果、上流工程にOOPの2つの基本的な仕組みを提供した。

汎用の整理術

上記の集合論と役割分担が非常に強力で、オブジェクト指向は 「物事を分類して整理する仕組み」と「役割分担を表現する仕組み」 を兼ね備えた汎用の整理術になった。

それによって、オブジェクト指向には **抽象的な「汎用の整理術」、具体的な「プログラミング技術」**の二つの側面がある

それによって混乱も生まれた。